【脱毛初心者は知るべき！】毛周期って何？わかりやすく説明！

今回は脱毛をする前に必ず知るべき毛周期について解説していきます。

毛周期について理解しておかないと、

『脱毛してるのにあまり効果がないなぁ…。』

本来あるべき適正な脱毛効果を得ることができない可能性があるので、知識を得てから脱毛にチャレンジしてください。

『そもそも毛周期ってなに？』

こんな疑問にお応えします。

本記事では、毛周期についての知識と脱毛サイクルについて分かりやすくあなたに解説していきます。

毛周期の知識を持っているかいないかで、脱毛期間の安心感が変わってきます。

脱毛をする上で、毛周期の知識は必須なので、脱毛で損をしたくない方は必ず、最後まで読んでください。

毛周期とは？毛の生え変わる周期

毛は３６５日、毎日生え変わっており、この毛が生え変わるサイクルのことを「毛周期」といいます。

【成長期 ⇒ 退行期 ⇒ 休止期】

３段階でサイクルを繰り返しています。

毛穴をよ～く見ると、実は毛が生えている毛穴と、生えていない毛穴があり、いま生えている毛だけでなく、活動休止中の毛もあるのです。

毛が生えている毛穴は全体の1/3程度
全体の2/3は活動休止中！！

毛周期のサイクルによって、抜けては生えてを繰り返し、常に一定量の毛を保っているのです。

毛周期は、これから脱毛にチャレンジする人にとって重要な知識となるので、理解を深め、適正な脱毛効果を味わいましょう。

毛周期：成長期

成長期とは、毎日伸び続けている、育ち盛りの毛のことです。

毛根が栄養をもらい、ぐんぐん成長

栄養をたくさん吸収している毛には、多くのメラニン色素が含まれているので、成長期に脱毛を受けるのがベストタイミングです◎

毛周期：退行期

退行期とは、毛が成長しきって、そのまま毛穴の中にとどまっている状態のことです。

簡単に言えば、これ以上伸びない毛

やがて、毛穴の底から徐々に毛根が離れ、スぅ～っと抜けていきます。

この退行期に脱毛をしても効果はイマイチです△

毛周期：休止期

休止期とは、完全に毛穴に毛がない状態のことです。

次の毛が生えるまでの一時休止期間となるので、いずれ活動を再開し、元気な毛を生やします。

次の毛を作るために細胞が力を蓄えている時期

この休止期に脱毛しても効果はないので絶対にダメなバッドタイミングです×

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全身の毛は【成長期・退行期・休止期】のいずれかに入っており、肌の表面に出てきている成長期の毛は、全体の１／３程度であり、残り２／３は退行期または休止期の状態で毛穴の中にいるのです。

身体の部位ごとの毛周期

全身には大量の毛が生えています。

頭、顔、腕、ワキ、VIO、脚

多くの部位に毛が生えています。

例えば、頭に生えている頭髪は、全体の約9割が成長期に入っており、成長期の期間はなんと３年～６年ほどです。

ちなみに、VIOの場合、成長期の毛はわずか3割ほどで、成長期の期間は約４カ月。

3割の陰毛が、4ヶ月で伸びては抜けてを繰り返すため、頭髪ほど長く伸びないのです。

◇ 部位ごとの毛周期一覧 ◇

	成長期 【毛の割合】	休止期 【毛の割合】
頭髪	2年～６年 【８５％】	3～4ヶ月 【１５％】
ヒゲ	2.5～3ヶ月 【６５％】	1.5ヶ月 【３５％】
アゴ	1年 【７０％】	2.5ヶ月 【３５％】
ワキ	4ヶ月 【３０％】	３ヶ月 【７０％】
VIO	4ヶ月 【３０％】	３ヶ月 【７０％】
腕	３ヶ月 【２０％】	4～5ヶ月 【８０％】
足	6～7ヶ月 【３０％】	5～6ヶ月 【７０％】

毛の豆知識

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150万個～200万個

もちろん個人差はありますが、毛が多い人・少ない人でも150万～200万個の範囲内の毛穴があります。

脱毛の仕組み

永久脱毛を達成するには、毛を生やしている組織を破壊する必要があります。

画像に記載している毛乳頭を破壊することで毛が生えない状態にしていきます。
※毛乳頭とは、毛を生やす命令をだすところ

破壊する方法は、医療脱毛で使う脱毛器から出力するレーザーで、毛穴の奥に眠っている黒いメラミン色素を攻撃して細胞を破壊し、徐々に毛が生えない状態にしていきます。

効率的に脱毛するには、黒いメラミン色素を
多く含んだ成長期の毛に施術する必要がある

毛周期と脱毛の関係性

効果的に脱毛するには、毛周期を理解することがとても重要です。

脱毛器から出力するレーザーは、成長期の毛に含まれる黒いメラニン色素に反応するため、成長期である毛の細胞は破壊されます。

しかし、同じ脱毛範囲にある毛の中には退行期や休止期の毛も存在します。

退行期の毛はメラミン色素が薄いため、脱毛効果が薄く、休止期の毛はメラミン色素を含んでいないため、脱毛の効果を得られません。

そのため、施術後に退行期や休止期だった毛が、毛周期を経て成長期に入り、新たな毛として生えてきます。

脱毛するには、
成長期の毛を狙い撃ちする必要がある！

その為、1回の施術では、すべての毛を脱毛することができないのです。

成長期のサイクルに入った毛を、数回に分けて施術を繰り返すことで、脱毛が完了します。

脱毛後に復活したかのように見える毛は、施術時に退行期・休止期だった毛が伸びてきたものです。

なので、脱毛後数カ月経つと再び毛が生えてきますが、めげずに脱毛に通って徐々にムダ毛を減らしていきましょう。

実際に【体験談】15回ヒゲ脱毛に通った結果を徹底解説：合計金額大公開でヒゲ脱毛の体験談を赤裸々に記事にしているの、気になる方は読んでみて下さい。

効果的に脱毛できる間隔のベスト

毛周期に合わせて通うことで、効果的な脱毛ができます。

基本的には、通う間隔を毛周期に合わせて

2ヶ月に１回がベスト

毛周期は身体の部位だけでなく、1本1本毛穴によって違います。

2ヶ月に1回というペースは、新しく成長期を迎えた毛が増えてきたタイミングを狙えるからです。毛が生え変わるサイクルを考えて、数回脱毛することで、成長期の毛をまんべんなく破壊していきます。

短い間隔で脱毛しても効果が薄くなるだけなので、毛周期を考慮して脱毛に通いましょう。

成長期◎ ＞ 退行期△ ＞ 休止期×

毛周期を無視して脱毛に通うとどうなる？

毎週脱毛に通ったり、1カ月おきに通った場合…。

短いサイクルで施術を受けると、結果的に永久脱毛までに行う施術回数が増えてしまいます。

なんで？理由は、、、

脱毛器のレーザーに反応してくれ成長期の毛が少ないから

毛がまだ生えそろっておらず、成長期の毛が、まだ全体の10％しかなかった場合、脱毛できるのもたったの１０%です。１０％ずつしか脱毛できないのなら、100％脱毛できるまで、単純計算で10回の施術が必要となります。

本来5回で終わった脱毛が、10回になる

短期間で脱毛に通うのではなく、毛周期を考えて２カ月に１回のペースで通うのがベスト◎です。

永久脱毛可能なおすすめクリニックを施術部位別で紹介している記事が下記にあるので参考にしてください。

脱毛前に絶対にやってはいけない行為

脱毛前にやってはいけないことがあります。

ピンセットでのムダ毛処理

ピンセットで抜くと毛根ごと、ごっそりと抜けます。

黒いメラミン色素をたくさん含んでいる、脱毛に最適な成長期の毛なのに、毛根ごと抜いてしまっては、脱毛効果が得られません。

本来は破壊できたはずの細胞が生き残る

という行為は絶対NGです。

抜いてしまうと、脱毛時に、抜いた成長期の毛にレーザーが反応しません。

脱毛できたはずの毛が、脱毛できなくなる

なので、カミソリや電動シェーバーで処理をしましょう。

脱毛と毛周期の関係性を理解し、効果的かつ効率的に脱毛に通い、ツルツル肌を手に入れてください。

毛はなぜ生えてくるのか？実は役割がある

人の身体には様々な部位に毛が生えており、ムダ毛といわれ邪魔者扱いされている毛もあります。

何故毛は生えるか？考えたことはありますか？

理由は、それぞれに役割があるから生えています。

基本的には「外的環境から身を守る」や「体温調整機能」という役割があります。

とは言え、現代で毛がないからと言って外的環境から危険が及んだり、暑くて、寒くてどうにもならないという状況になることは、この恵まれた日本ではほとんどありません。

ですが、豆知識として各部位に生えている毛の役割を知っていて損はありません。

眉毛

汗が額から垂れてきたときに目に入らないよう、ガードする役割があります。

また、感情表現をするのに重要な毛でもあります。

まつ毛

目にゴミやほこりが入るのを防ぎ、視界を守る役割があります。

鼻毛

空気中のゴミやウィルスが、鼻から入らないよ、フィルターの役割をしています。

髪毛

頭に物がぶつかった時に、衝撃を緩和し脳を守る役割があります。

陰毛

生殖器を守り、ゴミや異物が入らないよう防いでくれます。

その他：ムダ毛

ムダ毛代表として

ヒゲ・わき毛・胸毛
陰毛・ギャランドゥ・すね毛

これらのムダ毛と呼ばれている毛はどれも身体が成熟してきたときに生えてきます。

これは、「生殖ができるようになった」と異性へアピールするために生えるといわれています。

思春期の身体に生えてくるのはそのためです。

ただ、現代ではムダ毛が悪臭の原因になったり、男性の濃いヒゲや、女性の濃い陰毛、未処理のワキ毛などは、不衛生な印象を相手に与えてしまいます。

異性に対して、ムダ毛がマイナスになることが多いため、積極的に脱毛をする人が急増しています。

近年、脱毛需要が急上昇中

脱毛すると、身体に害はないのか？と不安に思う方も中にはいますが、全く害はありません。

害があるとしたら、施術直後の肌の乾燥や炎症くらいで、あくまで皮膚のトラブルであり、数日後には回復します。

脱毛の歴史が始まって以来、皮膚以外でトラブル発生の実例が一切ないことが物語っております。

まとめ：毛周期について

毛周期と脱毛の仕組みについての知識は付きましたか？

あなたが脱毛にチャレンジする際に、役立つ知識になればうれしいです。

この記事を最後まで読んでくれたあなたなら、脱毛を効果的かつ効率的に進めれるはずです。

これでムダに多くの脱毛に通わず済み、損をすることもありません。

同じ失敗をあなたにはしてほしくないです…。

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効果的に脱毛に通いましょう！

『認めたくないものだな…。自分自身の若さ故のあやまちというものを…。』

引用先：『機動戦士ガンダム』ｂｙ：赤い彗星　シャア・アズナブル　原作：矢立肇・富野由悠季